目標は「亜由子」超え

羽田野晴加(羽田中)全中へ決意 ㊤/次々に自己記録を更新

2025/08/10

しなやかできれいなランニングフォーム

 不滅の記録「2分8秒68」に手が届くかもしれない―。2006年に豊城中学校の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が記録し、約20年間破られていない女子800メートルの愛知県中学記録を超えるかもしれない逸材がいる。飛躍的成長で愛知県大会、東海大会を制した羽田中学校の羽田野晴加(2年)が地元のヒロイン「亜由子」超えに挑む。

◆最初の出会い

 きっかけは、4年生で走った羽根井小学校のマラソン大会だった。女子2位に入り「私、速いかもしれない」と、陸上競技への思いが強くなった。6年生から糸川寛哉さんが代表を務める「糸陸」に入り、羽田中学校で初めて800メートルに挑戦すると、しなやかできれいなランニングフォームに力強さが加わり、急激に記録が伸び始めた。

◆次々記録更新

 1年生の夏、県大会は2分22秒21で4位、東海大会は2分19秒96で予選を突破し、決勝は6位に終わった。昨秋の新人戦は2分19秒09で県大会優勝。昨冬を超えて、羽田野のタイムはさらに速くなっていく。

 今夏、7月の県通信は2分13秒99で標準記録を突破し、2年生ながら全国トップ15に入る選手へと成長した。この夏、沖縄で開催される全中でさらなる飛躍が期待される。

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