クールシェアスポット新たに7カ所

豊橋市/市内自動車ディーラーなど指定/官民で猛暑から市民守る/公共施設と合わせ138カ所に

2025/08/10

新たなクールシェアスポットに指定された施設の1つ、Volkswagen豊橋下地 (豊橋市提供)

 豊橋市は、夏の暑い日に市民に開放される「クールシェアスポット」に、市内の自動車ディーラーなど7カ所を指定した。これで同スポットは公共施設と民間施設を合わせて138カ所になった。官民で気候変動に伴う猛暑から市民の安全を守る。

 指定は7月3日付。新たに指定されたのは、NTP名古屋トヨペットの豊橋下地店(下地町)と高師店(松井町)と三ノ輪店(三ノ輪町2)、トヨタレンタリース名古屋の新豊橋駅前店(西小田原町)と豊橋前田店(前田町2)、トヨタホーム名古屋豊橋南展示場(神野新田町)、NTP―VG Volkswagen豊橋下地(下地町)。開放日や時間、受け入れ人数は店舗によって異なる。

 クールシェアとは、暑い時期に自宅でエアコンを使うのではなく、涼しい場所に集まることで節電につなげる取り組み。市は校区市民館や生涯学習センターなどの公共施設をクールシェアスポットに指定しているほか、民間事業者にも協力を求め民間施設の指定を進めてきた。今回はNTPホールディングス(名古屋市)から申し出があったという。

 クールシェアスポットは「熱中症特別警戒アラート」の発令時には、気候変動適応法に基づく指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)へと位置づけが変わる。

 市環境政策課の五藤尚美課長補佐は「年々暑さが厳しくなっているので、体に危険を感じたときはぜひクールシェアスポットを利用してほしい」と話している。

 市内のクールシェアスポットの一覧は、市のホームページで確認できる。市は民間施設のクールシェアスポットを随時募集している。

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