地域スポーツ企画「とにすぽ」
サーラカップ2025東三河予選 圧倒的戦力で制覇
2025/09/22
ラランジャ豊川が東三河の頂点に立った
サーラカップ2025東三河予選の決勝が蒲郡市海陽多目的広場で行われ、ASラランジャ豊川U12が2年ぶりの優勝を決めた。準優勝のFC豊川と3位のリコプエンテFCの上位3チームが、11月29日にジュビロ磐田のヤマハスタジアムで開催される決勝大会に出場する。
◆悲願の初Vへ
ラランジャ豊川が勝負強さを見せた。第1シードの優勝候補として順当に勝ち上がると、3回戦でA・Bの同門対決が行われ、僅差でBチーム勝利、クラブとして総合力と選手層の厚さを証明した。準決勝ではリコプエンテFCを退けて、3年連続の決勝大会出場権を手にした。
優勝を争うFC豊川との決勝は、両チームとも堅守で緊迫の攻防が続き前半は0―0で終了。後半に入り、ラランジャ豊川が徐々に攻勢を強め、後半5分に日戸朔のミドルシュートで先制点を奪取。終盤はチーム一丸の守備で相手の猛攻を防ぎ1―0で2年ぶりの頂点に立った。
前回の決勝大会は初戦を快勝したが、2回戦で優勝したFCヴェルダン(西三河)に完敗。今冬は過去類を見ない大会屈指の充実した戦力が整い、悲願の初優勝を狙っている。破壊力ある攻撃陣と鉄壁の守備陣を擁し、準優勝に終わった2023年以来の決勝進出を目指す。