音羽地区・地産米の魅力発信

豊川市農政企画協議会が音羽米稲刈り祭/子どもら黄金色の稲穂収穫

2025/09/22

実った音羽米の稲穂を刈り取る参加者ら(豊川市赤坂町で)

 豊川市とJAひまわりでつくる同市農政企画協議会は21日、赤坂町内で音羽地区の地産米の魅力を発信する「音羽米稲刈り祭」を開催した。

 名電赤坂駅近くの田んぼで、親子ら7組14人が黄金色に実った音羽米の稲穂を鎌で収穫した。生産者のコンバインに乗ったり、刈り取った稲穂を脱穀機に入れたりもした。

 これに先立ち、町内にある杉森八幡社、宮道天神社、大橋屋(旧旅籠鯉屋)ではクイズや、さまざまなワークショップ体験を楽しみ、JAひまわり音羽支店では音羽米を使った「コジゴロ」のスパイスカレーを味わった。

 化学肥料は使わず、農薬も通常の半分ほどに抑えた音羽米は平成の初め、消費者の要望を受けて地元農家3人によって栽培を開始。いまは約80人の農家がいる。生産者で「音羽米を育てる研究会」の鈴木晋示会長は「まだ名前を知らない方もいると思う。地元にいいお米があることを知ってほしい」と期待した。

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