地元企業訪問「オープンファクトリー」 

第14回 豊橋埠頭

三河港を拠点に総合物流で地域を支える

2025/08/27

自動車専用船を見学

 豊橋市神野ふ頭町の豊橋埠頭には18日、豊橋工科高校の2年生3人が訪れた。廣中歩夢さん、藤村姿月さん、古谷涼馬さんの3人は、三河港についての知識は持っているが、実際に港の中を詳しく見るのは初めてと話した。

 同社は、自動車の輸入台数日本一の自動車港湾である三河港を拠点に、総合物流で地域を支える。1970年に豊橋商工会議所の会員を中心に創立された。三河港とともに半世紀を歩み、港湾運送事業、通関、倉庫業、セメントセンター、自動車運送取扱事業などを柱に港湾と地域を支え、三河港の発展に寄与してきた。

 3人はまず、豊橋市ポートインフォメ―ションセンター「かもめりあ」の展望台から三河港を一望。ついで、社員の案内で三河港内の仕事を見学した。自動車専用船が停泊する岸壁では、船の大きさに感動。社員らによって輸入自動車が次々と船から運び出される様を熱心に見て、国際的な港の一面に触れた。コンテナが並ぶ倉庫では、コンテナへ荷物を積み込む作業を見て、「社員はフォークリフトやクレーンなどの免許を会社の負担で取得している。」などと説明を受けた。その後、本社で同社の仕事の概要などを聞いた。古谷さんは「いろいろな国から船が来て、スケールが大きいと感じた。」廣中さんは「今まで知らなかったことを知れて、いい機会だった。見たことのないものも見られてよかった」と笑顔を見せた。

社内でのレクチャーの様子

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