中学生の体験入学で経験など話す/豊橋商業高3年・萩本さん起業家として注目される
2025/08/30
起業した萩本さん
現在話題になっているAI(人工知能)、「Chat GPT」を駆使し、高校生ながら個人事業主として活動する県立豊橋商業高校3年の萩本陸汰(りった)さん。高校生起業家として注目され、夏休みに行われた中学生の体験入学で自らの経験や考え方を話すなど、影響力を発揮している。
中学時代から起業を志し、ビジネスを学びたいと豊橋商業高校のグローバルビジネス科グローカルコースに入学した。高校在校時からビジネス感覚を養い、地元企業とのコラボ授業などでビジネスを学ぶ同校の自由な校風の中で成長してきた。
「起業にあたり、今、何が求められているかを考えた。そして、自分のお小遣いでAIスクールに入って勉強した。お金はかかるけれども、自己投資だと思い頑張った」と話す。
技術を身につけた後は、インターネットのスキル販売プラットホームに登録し、企業などから仕事を受けてきた。今までに58件の実績があるという。「顧客のニーズに合わせてChatGPTをカスタマイズするのが仕事。今はまだ受動的に仕事をしている段階だが、提案型の営業もできるようになりたい」と話す。利益は今後のために貯金するほか、自己投資にも使い、「遊びにも少し使います」と笑顔を見せる。最近は、ビジネスや経営に関する本をよく読むという。
将来について「進学は全く考えない。早く自分の生活費を稼げるようになって自立したい。豊橋は都会と田舎がバランスよく混じり合ったすてきなところなので、この街で暮らしながら仕事を続けていきたい」と目標を語る。「犬や猫が好きなので、仕事で利益を出して、動物の殺処分ゼロの取り組みなどに貢献したい」とも。高校生のチャレンジに周囲の期待が集まっている。