セーリング競技成年男子/蒲郡市民病院研修医の大瀬快ヘルマンさん
2025/09/04
鈴木市長に出場を報告する大瀬さん㊨(蒲郡市役所で)
蒲郡市民病院の研修医、大瀬快ヘルマンさん(25)は、滋賀県で開かれる国民スポーツ大会(旧国体)セーリング競技の成年男子国スポウインドサーフィン級に出場することが決まった。2日、市役所で鈴木寿明市長に抱負を語った。
大瀬さんは三重県伊勢市に生まれ、名古屋市で育った。宮崎県の大学を卒業し、今年4月に蒲郡市民病院に赴任した。
ウインドサーフィンは大学時代、近くの海で始めたという。2022年に栃木県であった国体に初出場し、結果は10位。「(8位以内の)入賞を逃して悔しかった」と振り返る。
練習は主に土・日曜、市内の竹島近くで行っている。セーリングは、帆を使って水上を進む競技の総称で、ヨットなども含まれる。中でもウインドサーフィンはボードが小さいため、体幹の強さが重要で、さらに体重は軽い方が有利とされる。このため減量にも余念がない。
今回は出身地の三重県代表として臨む。「5位以内を目指す」と意気込んでいる。セーリング競技は28日から10月1日にかけて、滋賀県立柳が崎ヨットハーバーを拠点に開かれる。