魚をさばく様子や仕事について学ぶ

栄小で出前授業、「魚治」柴田店長を講師に招く

2025/09/19

ブリをさばく様子を見せる柴田さん(豊橋市栄小学校で)

 豊橋市立栄小学校は18日、校区内にある鮮魚店「魚治」(南栄町)店長の柴田憲男(かずお)さん(51)を講師に招き、3年生116人を対象に社会科特別出前授業を行った。

 柴田さんは自己紹介をしたのち、ブリを3枚おろしにさばく様子を見せた。子どもたちの中には、「おいしそう」と目を輝かせる子もいれば、「気持ち悪い」と目を背ける子もいた。

 鮮魚のほか、仕出し弁当も販売していることを話し、「刺身も弁当もスーパーでは完成品が売られているが、うちは注文を受けてから作るのがこだわり。品数では勝てないが、個人店の良さをわかってもらえれば」と話した。

 質疑応答では、「大変なことは?」という質問には「朝の早起きが苦手。冬の寒い中、冷たい水を使うのもつらい」と答え、「大切にしていることは?」という問いには「お客さまに喜んでもらえるよう努力している」と答えていた。

 参加した大橋徹平さんは「お店に行ったことはあるが、さばくのを見るのは初めて。素早くきれいにさばいていてすごいと思った」と感想を話した。

 同校ではコロナ禍前まで、魚治に出向いた見学を行っていたという。出前授業は今回が初めて。

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