千郷小正門前の農産物直売所「新城旬のひろば」で
2025/09/23
児童がカボチャ販売(新城市杉山の「新城旬のひろば」で)
新城市立千郷小学校2年生が22日、正門前にある地元の農産物直売所「新城旬のひろば」(池田嘉子店長)で、自分たちで育てたカボチャを販売した。
2年生らは生活科でカボチャづくりに取り組んだ。
地元農家に指導を受け、5月末に苗を植え、水やりや草取りをして育て、9月に収穫した。小型のカボチャがたくさん取れた。
この日は、一つのグループ13人がカボチャ販売の看板や作業記録などを掲示して、1袋200円で売った。数も少なく、あっという間に完売した。販売した一人、カンポス・キムラ・エレナ・サチコさんは「完売できて良かった。野菜づくりも楽しかった」と喜んだ。藤原暖さんは「草取りや水やりが大変だった」と語った。売上金は冬野菜の苗の購入に充てる予定。
野菜づくりには、地元の農家の人を「野菜先生」として迎えている。その1人の白井倫啓さんは「『命』をテーマに学んでいる子どもたち。野菜を作ることで、命を身近に感じることができ、理解が深まりとても良い」と話した。
販売は、25日、29日、10月2日も10時20分から40分まで行われ、他のグループが直売所前に立つ。
直売所は2012年11月にスタートし、今年で13年目を迎える。
生産登録者は30人ほど。有機無農薬野菜や無農薬の米、オーサワジャパンの商品などを販売している。
毎週月・木曜が営業。朝市・午前10時~12時、夕方市・午後3時~5時半。