地域スポーツ企画「とにすぽ」
ニューイヤー駅伝 トヨタ自動車が日本一奪還目指す/屈指の選手層 いざ勝負の元旦へ
2025/11/17

トヨタ自動車は前哨戦で2位に終わった
中部・北陸実業団駅伝は、トヨタ紡織の2連覇で幕を閉じた。ニューイヤー駅伝で日本一を目指すトヨタ自動車は、57秒差の2位で37年連続47回目の出場を決めたが、主力選手欠場で本来の実力を発揮できず課題を残す結果となった。
◆悔しさを胸に
今年元旦のニューイヤー駅伝。トヨタ自動車は第2区で鈴木芽吹が10人抜きの快走で2位まで順位を上げ、第3区は太田智樹が安定感抜群の走りでトップに立ったが、西山雄介の失速もあり最後は3位に終わった。
今冬は、若手や中堅、ベテランとバランスの良い調和で底上げを図り、大会屈指の厚い選手層でチーム全体の競争意識を高め、前回大会で敗れた悔しさを胸に王座奪還を目指す。
前哨戦の中部実業団駅伝では、鈴木芽吹や太田智樹、田澤廉など実力者はメンバー外となった。熊本剛監督は約2カ月後に迫ったニューイヤー駅伝を見据え、レギュラーを争う控え選手たちの実力を試す場として、選手個々の成長や調子の良さなどを探った。
勝負の元旦。前回優勝の王者・旭化成を筆頭に、HondaやGMO、SUBARU、三菱重工などライバルたちを倒して、トヨタ自動車が2年ぶり5回目の優勝を成し遂げることはできるのか。