地域スポーツ企画「とにすぽ」
1年生大会で頭角を現す/豊川を背負う投手へ
2025/11/17

愛工大名電戦で長坂慶大が力投した
◆期待の1年生
毎秋恒例の第13回愛知県高校野球1年生大会。東三河3校を含む県内16チームが出場、普段は出場機会の少ない選手たちが、来年の飛躍を目指し熱戦を繰り広げる。この大会をきっかけに成長を遂げて、冬を越えて大きな存在感を示す選手も少なくない。
熱田愛知時計120スタジアムで行われた1回戦の注目カード、豊川は2―4で愛工大名電に惜しくも逆転負け。勝敗以上に周囲の関心を高めたのは、県内屈指の強力打線を相手に1人で投げ切った長坂慶大。期待の右腕は140㌔台の速球と鋭い変化球を武器に頭角を現した。
まだまだ登板数は少ないが、経験を積めば来春はエース皆川瑛翔(2年)とともに、豊川の「二枚看板」としてチームを背負う投手に成長するかもしれない。