450年記念「いろはかるたウォーキング」/「長篠・設楽原の戦い」思いをはせる
2025/11/17

参加者らに説明する竹内会長(一番右)=新城市竹広で
「長篠・設楽原の戦い」から450年を記念した「いろはかるたウォーキング」が16日、新城市の設楽原周辺で行われ、スタッフら合わせて約70人が参加し、450年前の激しい戦いに思いをはせた。
ウォーキングは地元の「設楽原をまもる会」と「設楽原ボランティアガイドの会」が共同で開催。40年ほど前に「まもる会」によって製作された句標「設楽原古戦場いろはかるた」の内、10カ所と記念碑・史跡などを巡った。
同市竹広の天王山駐車場に集まった参加者らは、まもる会の内藤彰会長の「転んでケガをしないようにしてほしい」とのあいさつの後、秋晴れの下2班に分かれ、竹内雅史会長らガイドの説明を聞きながら、句標を巡っていった。天王山(勝頼公指揮の地) 、土屋昌次の墓、才の神(勝頼観戦地)、丸山砦、甘利信康の句標など、詳しい説明がされ、ガイドならではの裏話もあった。
約2時間の散策を終えた参加者の顔は笑顔で、充実感がにじんでいた。
内藤会長は「天気もよく、大勢の方に参加していただけてよかった。個人的には今後も続けたい」と話した。ただ、正式には会で相談して決めていくという。