豊橋JCがタイムカプセル開封式/2005年愛・地球博と豊橋市制100周年記憶とともに
2025/09/29
掘り出されたタイムカプセル(豊橋総合動植物公園のんほいパークで)
2005年の愛・地球博と豊橋市制100周年の関連事業の一環として埋めたタイムカプセルの開封式が28日、豊橋市大岩町の市総合動植物公園のんほいパークであった。豊橋青年会議所が主催した。青年会議所メンバーや当時の関係者など約60人が参加し、地中に埋めたタイムカプセルを掘り出した。
冒頭、当時の理事長だった安達道行さんが「多くの人が覚えていてくれて、無事この日を迎えることができた。メンバーや関係者のおかげ」と感謝し、「それぞれの思い出と対面して」とあいさつして開会。メンバーがシャベルで土を掘り起こし、埋められた金属製のタイムカプセル2基を掘り出した。会場には当時メッセージを託した人やその家族が集まり、懐かしい手紙などと対面した。
50歳の自分へのメッセージを埋めた福井かをりさんは息子の和大さんと参加。「子どもに恵まれ幸せですね」という未来の自分へのメッセージを手にした。「まさに思った通り、かわいい子に恵まれてよかった」と笑顔を見せた。3歳と6歳の時に描いた絵が出てきた鈴木琉太さんと野乃子さん兄妹も「父が託してくれた。一緒に掘り出せてうれしい」と話した。参加できなかった人のメッセージは、郵送などで本人に届けられる。