あす前夜祭の「蛇連祭」開催/白土社の廻り舞台を回す会
2025/10/03
チラシを手にする松田代表㊧と加藤浩子さん(東海日日新聞社で)
豊橋市嵩山町の白土社で4日午後6時から、秋の祭礼「新嘗祭」の前夜祭として「蛇連祭」が開かれる。無声映画5本立てを、活動弁士の語りとピアノ演奏とともに上映する。「白土社の廻り舞台を回す会」の主催、東海日日新聞社など後援。
「迷惑帽子」、「月世界旅行」、「血煙高田の馬場」、「チャップリンの冒険」、「キートンの探偵学入門」と、コメディやファンタジー、時代劇などさまざまなジャンルのサイレント映画をそろえた。弁士の大森くみこさん、楽士の鳥飼りょうさんが、即興の語りとピアノを添える。会場には、キッチンカーも出店する。
回す会の松田弥生代表は「1960年ごろ廻り舞台で行われていた映画上映会の雰囲気を出せれば。当日券もあるので、家族皆で楽しんでほしい」と話した。
蛇連祭は、今年の春に続き2回目。回す会は、嵩山町在住で、「音弥」の名で活動する三味線奏者でもある松田代表が、豊橋で唯一残る明治時代の農村舞台「廻り舞台」を復活させたいと、2023年に発足した。
入場料は、一般大人2000円、中高生500円、小学生以下無料。雨天時は、西川芸能練習場(豊橋市石巻西川町)で開催する。問い合わせは、松田代表=電話090(8136)4547=へ。