安全なまちづくり運動で啓発活動/新城署とJA愛知東
2025/10/15
柿を渡して施錠を呼びかけ(新城市平井のAコープしんしろ店で)
「秋の安全なまちづくり県民運動」(20日まで)期間中の14日、新城署は新城市平井のJA愛知東本店とAコープしんしろ店で、侵入盗被害防止キャンペーンを開いた。
参加したのは市行政課職員、東三河総局新城設楽振興事務所職員、署員ら6人。チラシとJA愛知東から提供された新品種の柿「早秋」を買い物客らに手渡し、「侵入盗の被害防止」を呼びかけた。柿の入ったビニール袋には、「柿かけてね(鍵掛けてね)」のロゴとオリジナルキャラクターの「柿KEY(かっき―)君」が印刷されたステッカーが貼られていた。用意した柿100個はすぐになくなった。
柿を受け取った買い物客らは「カギをかけるでね」「気をつけます」と応えた。70代女性は「柿はサラダに入れて食べます」と話した。藤村仁康生活安全課長は「家や自転車に鍵をかけることは、防犯の基本中の基本。必ず施錠してほしい」と呼びかけた。
署によると、管内の侵入盗認知件数は、今年に入り6件。何とか減らしたいとの思いで、生活安全課署員らがアイデアを出し合い、ロゴやかっき―君を考えた。