地域スポーツ企画「とにすぽ」
豊橋商業出身・北添兼矢が快投
2025/10/06
好守ともに優れたタレントが揃う
念願の京セラドーム大阪へ―。岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた社会人野球日本選手権大会・東海地区最終予選の第2代表決定戦。延長10回タイブレークにもつれ込む熱戦の末、最後は豊橋商出身のルーキー北添兼矢の快投もあり、東海理化が6―4で東邦ガスに競り勝って4大会ぶり5回目の出場権を獲得した。
◆全国切符獲得
東海地区の出場5枠を争う戦い。第1代表を決める日本製鉄東海REXとの初戦で、延長13回に突入する熱戦を1点差で落とし肩を落とす結果となったが、東海理化ナインは心機一転で改めて第2代表を決めるトーナメントに挑戦した。
1回戦は、今夏の都市対抗野球で準優勝した強豪・三菱自動車岡崎。高卒ルーキーの北添兼矢が7回131球で無失点の好投。準決勝の日本製鉄東海REX戦は武藤健司の満塁弾など打線が爆発してリベンジ達成した。
全国切符を懸けた東邦ガス戦。東海理化は、2回と3回に川上承太郎と中野良紀の連打で計4点を奪った。同点とされ延長タイブレークに突入し、10回は1死二、三塁で池間大智が二遊間を破る勝ち越し2点適時打。最後は、北添兼矢が2奪三振の好リリーフで勝利を挙げた。