児童たちの発表や豊橋交響楽団公演も/豊橋の多米小
2025/10/06
川本実行委員長㊧から酒井校長に手渡された優勝旗(豊橋市多米小学校で)
豊橋市多米小学校(酒井憲一校長)は5日、同校で、創立150周年記念式典を開いた。全校児童661人と教職員、自治会役員らが参加した。
式典で、川本恭久実行委員長(校区自治会長)は、「子どもたちは未来への希望を託す大切な存在。皆さんの元気な姿と笑顔は、地域に元気とパワーを与える。地域と学校が手と手を携え、ともに子どもたちの成長を見守り支えていける自治会でありたい」とあいさつした。
創立150周年記念事業として新たに作られた優勝旗が、川本実行委員長から酒井校長に手渡された。他に、航空写真撮影や記念リーフレット配布なども行う。
児童たちは、学年ごとに「多米での学び」をテーマに発表。全校で歌や踊り、合奏も披露した。式典後は、豊橋交響楽団による記念公演もあった。
同校は、1873年に義塾として宝珠寺に開校し、74年に第九中学区内第四二番小学牛川学校出張所多米学校となった。敷地北側には、旧多米小学校本校舎通称「古多米」が、市内に唯一残る木造校舎として「豊橋市民俗資料収蔵室」になっている。