新城市長選 下江氏が再選

カークランド氏は及ばず/投票率は過去最低の63・49%

2025/10/28

当選証書を受け取る下江氏㊧(27日午前、新城市役所で)

 無所属候補2人が争った新城市長選は26日に投開票され、現職の下江洋行氏(60)が新人で元市議のカークランド陽子氏(51)に5000票余りの差を付けて、再選を果たした。投票率は63・49%で、市町村合併以降で最低だった2017年(69・23%)を大幅に下回った。※ホームページ既報

 下江氏は、企業用地開発や道路整備の推進、まち中心部への人口集積といった政策を主張。連合の推薦や地元経済界からの応援を受け、事業所へのあいさつ回りや個人演説会を展開し、手堅く支持をまとめた。

 当選が決まった26日深夜、選挙事務所に国会議員、東三河などの市町村長らが駆け付ける中、「1期4年の継続をしっかりし、次なる施策の推進につなげる。仕事で責任を果たしていく」と強調した。

 対するカークランド氏は8月まで参政党公認で活動していた。夏の参院選での同党躍進もあり、下江陣営では接戦になるとの見方があったが、下江氏の得票率は前回21年に続き6割を超えた。

 当日有権者数は3万5387人。

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