サンテパルクたはらで渥美半島菊花大会が開幕/田原
2025/11/01

秋を彩る大輪が並ぶ会場(サンテパルクたはらで)
秋を彩る渥美半島菊花大会(実行委員会主催、東海日日新聞社など後援)が31日、田原市芦ケ池農業公園「サンテパルクたはら」で始まり、華やかな大輪などが会場を彩っている。入場無料、6日まで。
「電照菊」などで知られる渥美半島の特産品、菊をPRしようと開催され、今年で36回目。
渥美菊友会や東三菊友会の会員や愛好者、同市内のこども園、保育園、小・中学校などが出品し、669鉢が飾られている。
大輪を咲かせる「大輪三本仕立て」をはじめ、草丈の低い「ダルマ」や「福助」、半球形に開花する「ドーム菊」などが並ぶ。
白、黄、紫色など色鮮やかなボリュームのある菊の花に、訪れた人たちが「豪華ですね」と話しながら足を止めていた。
今年も猛暑だったため、草丈が伸びないなど栽培に苦労する中、内閣総理大臣賞には吉田和子さん(77)が選ばれた。吉田さんは5年連続の受賞で「今年も皆さん苦労したと思います。毎年、初心者のつもりで作り、菊と会話をしながら育てています」と話した。
会場では、菊の苗などの販売があるほか、2日は田原市吹奏楽団の演奏、3日は「大正琴のしらべ&柳田はるかギターのコラボ」が行われ、いずれも午後1時半に開演する。3日まで生け花展も開催されている。表彰式は6日に開かれる。