世界陸上祝勝会やランニング教室/豊橋・磯辺小
2025/11/01

吉津選手のランニング教室(豊橋市磯辺小学校で)
豊橋市立磯辺小学校は31日、同校卒業生で東京2025世界陸上の混合4×400メートルリレーで8位入賞した吉津拓歩選手(27、ミキハウス)を招き、祝勝会やランニング教室などを開いた。全校児童568人と磯辺保育園児70人が参加した。
吉津選手は、4年生と給食を一緒に食べて交流したのち、体育館で祝勝会と「愛知・名古屋2026アジア競技大会出場へエールを届ける会」に参加。児童から感謝の手紙や花束を受け取った。
その後、4~6年生約280人を対象に、ランニング教室の講師を務めた吉津選手。「走るのに大切なのは、後ろ足で4の字をつくることと、腕を振ること」と説明し、手本を見せると児童にも走らせた。
自身も陸上を習っているという4年の臼井陸都さんは「世界陸上でもかっこよかったけれど、実物はもっとかっこよかった。将来は、尊敬する吉津選手のような陸上選手になりたい」と笑顔で感想を話した。
吉津選手は、同校陸上部で4年生から陸上を始めたという。「世界陸上の会場での大歓声もうれしかったが、子どもたちもテレビで見てくれた人が多く、地元も応援してくれたことがありがたい。子どもに良い影響を与える存在でいられたら」と話した。