「豊橋炎の祭典」今年で30回目/華やかな演出に笑顔で秋の夜を満喫
2025/11/02

豪快に放揚される手筒花火(かもめ広場少年サッカー場で)
豊橋の秋を彩る手筒花火のイベント「豊橋炎の祭典」が1日、豊橋市かもめ広場少年サッカー場で開催された。観光客を中心に多くの観客が集まり盛り上がった。今年で30回目を迎える。
約9割の人が市外から、7割が県外から訪れる、豊橋を代表する観光イベント。市内の手筒花火愛好団体が集まり、約140本の手筒花火を次々と放揚した。
16人の揚げ手が一斉に火柱を噴出する「一斉揚げ」では、次々とハネる手筒花火のごう音に観客は大喜びし、盛んに拍手を送った。フィナーレには火薬量5斤(約4キロ)の大型の手筒花火が豪快に放揚された。
他に、「大筒」や「火車」「トルネード」などの花火も披露された。手筒花火の背後に打ち上げ花火も上げられ、他の花火大会では見られない華やかな演出に観客は笑顔を見せて、秋の夜を満喫していた。