多彩な展示や催しにぎわう

テックスビジョン2025ミカワ最終日／産地バザール今年も人気／蒲郡

2025/11/02

各社の展示「イチオシ商品コーナー」（蒲郡市・ホテル竹島で）

　三河地方の繊維総合展示会｢テックスビジョン２０２５ミカワ」は10月31日と11月１日、蒲郡市竹島町のホテル竹島を主会場に開かれた。「遊ぶ☆せんいの遊園地」をテーマに、繊維製品の展示販売のほか、体験型プログラムも多数用意され、大勢の来場者でにぎわった。

　出展企業が自慢の品を並べる「イチオシ商品コーナー」をはじめ、市内を中心に展開するサーキュラーエコノミー（循環型経済）の取り組み、県の試作展、地元小学生らの作品展示も注目された。今年は近くの竹島園地でファッションイベント「ＧＡＭＡ　ＬＯＶＥ　ＦＥＳ（ガマ・ラブ・フェス）」があり、若い層にもアピールした。

　メインゲート近くには、竹島小３年生が端切れで作った「繊維の虹のガーランド」が飾られた。ロープで綱引きやケンケンパができる「ロープ★ランド」や、巨大タペストリー作りなど、遊び心あふれる催しも人気を呼んだ。

　毎年人気を集める繊維製品の即売会「産地バザール」は、竹島水族館前で開かれた。15社が出店し、寝具やタオル、カーテンなどを並べた。