三河郷友会がOB・OG総会、最年長は85歳安藤さん
2025/11/11

懇談する卒寮生。右から3人目が中村理事長(岡崎市内で)
三河地方出身者向けの学生会館(通称・三河寮、東京都文京区)を運営する公益財団法人「三河郷友会」が9日、岡崎市内のホテルでOB・OG総会を催した。東三河出身者を含む卒寮生26人が集まり、ビールを片手に歓談。世代を超えて交流した。
東京と岡崎で1年おきに開催している。この日の最年長は元豊橋観光旅行会(現豊鉄バス)勤務の安藤駿さん(85)で、60年以上前の寮生活を振り返りつつ、乾杯の音頭をとった。
豊橋市で小中学校教諭を務めた青木一正さん(70)は、大学時代にアルバイトで資金をため、バックパッカーとして欧州などを8カ月間旅した経験を懐かしんだ。
今の若者へのアドバイスとして「我慢して生きるほど人生は長くない。やりたいことをやった方がいい」と語った。
三河郷友会の中村民雄理事長(75)は総会冒頭のあいさつで、老朽化した男子館の建て替えに向けた検討状況を報告。寄付などの協力を呼びかけた。