特性持つ子ども大学進学までどう支える?/豊橋創造大短期大学部が教育×福祉シンポ
2025/12/03

それぞれの立場から現状と事例などを発表(豊橋創造大学で)
豊橋創造大学短期大学部は、11月29日、同大で、教育×福祉シンポジウム「6歳から20歳の支援と進学 特性を持つ子どもたちの大学進学までをどう支えるか」を初開催した。教育、福祉、行政に関わる人たちや支援者ら約170人が参加した。豊橋市教育委員会が後援した。
発表したのは、市教育委員会学校教育課の山岡亜矢指導主事、放課後等デイサービスのアンドアップグループの廣田泰彦代表、市立豊橋高校の山口永晃学年主任、県立御津あおば高校の和田裕介教頭、同大短期大学部キャリアプランニング科の花岡幹明学科長の5人。
最初の発表者として登壇した山岡亜矢指導主事は、不登校児童生徒数の推移や豊橋市における取り組みの成果と課題について話し、不登校支援の今後の方向性について教職員の資質能力の向上、地域や民間のサポート力の活用など6項目を提案した。
そのほかの登壇者も、それぞれの立場から現状と課題、成功事例などを発表し、「子どもたちの選べる未来を支えるための実践的な連携の在り方」を共有した。