動物飼育など学びに意欲

台湾の青年海外研修生/呂さんら3人市長表敬/豊橋

2025/12/03

研修生と長坂市長ら(豊橋市役所で)

 豊橋総合動植物公園(大岩町)などで飼育実習や視察を行っている台湾の青年海外研修生の3人が1日夕、豊橋市の長坂尚登市長を表敬訪問した。 

 市役所を訪れたのは、台北市立動物園職員の呂明峰(ルー・ミンフォン)さん(25)と張馨予(チャン・シンユー)さん(25)、獣医の孔慈翎(クン・ツーリン)さん(24)の3人。

 呂さんは「ゾウの栄養や飼育」、張さんは「サンショウウオの保全」、孔さんは「台湾にはいないアカモズについて」学びたいと話した。長坂市長は「研究を充実させ、豊橋の滞在を楽しんで」と歓迎した。

 3人は先月28日から2週間豊橋市に滞在している。13日には「日本の生物多様性を守るローカルな取り組みを考える」をテーマに、動植物公園内のひだまり交流館でサイエンスカフェを開き、成果を報告する。

 3人は、台湾政府の「青年百億海外圓夢基金計画」(台湾グローバル・パスファインダー・イニシアチブ夢を叶えるチャンス実施計画)で選抜された。

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