新城人権擁護委員協議会が黄柳川小で人権教室開く/「詩」を手話で表現すること学ぶ
2025/12/03

詩「種をまこう」を手話で表現(新城市立黄柳川小学校で)
人権週間(4日~10日)を前に、新城人権擁護委員協議会は1日、新城市立黄柳川小学校で人権教室を開き、全校児童38人が低・高学年ごとに人権について学んだ。
「先生役」は、人権擁護委員の菅沼善子さん、鈴木優子さん、請井洋一さん、木村由美さんの4人。授業では人権マスコットのまもる君・あゆみちゃん人形を前に、人権について説明し、心に人権の種をまくという「種をまこう」の詩を手話で表現することを教えた。「どんな種だと思う」と問うと、低学年児童から「やさしい種」「しあわせの種」「勇気の種」などの答えが返ってきた。
新城独自キャラクターの「カースケ」を主人公にした紙芝居「カッパのカースケ」も披露され、カースケが優しく声かけると、児童らは「いいヤツ」と親近感を覚えていた。最後に、全員にクリアホルダーとキャラクターが描かれた缶バッチが配られた。
5年生男子の一人は「紙芝居が楽しみ」と話し、デジタル紙芝居が始まると、画面に見入っていた。
協議会の人権教室は、人権週間前後に開かれており、黄柳川小では10年近く続いている。今年は市内全小学校と中学校1校で予定されている。