陸上の鈴木さん 金2冠

田原市から障スポ出場/ボッチャでも金田さん金メダル

2025/12/04

山下市長㊧に喜びを報告した鈴木さん(田原市役所で)

 第24回全国障害者スポーツ大会「わたSHIGA輝く障スポ2025」(滋賀県、10月25日~27日)の陸上400メートルと50メートル少年の部で金メダルを獲得した田原市豊島町の県立豊川特別支援学校本宮校舎3年の鈴木皓大さん(18)が1日、同市役所を訪れ、山下政良市長に喜びを報告した。

 軽度の知的障害がある鈴木さんは障スポに初出場し、この2種目のほか、4×100メートルリレーにも出場した。400メートルは53秒19で自己ベストを記録し、50メートルは自己ベストに及ばなかったものの、6・5秒で優勝した。

 大会について、最初に50メートルを走り「緊張し、体が硬かった。翌日の400メートルは50メートルを走っていたので、体が軽かった」と振り返った。

 鈴木さんは「自己ベストを出せて良かったです。50メートル、400メートルとも接戦だったので勝ててうれしい」と笑顔を見せた。

 兄と姉が陸上をしていた影響で「陸上をやろう」と小学5年の時から始めた。以来、短距離を主に走ってきた。残りの高校生活では、県内の特別支援学校高等部の生徒が出る来年1月のヤマサ・チャレンジ駅伝に出場を予定している。

また、田原市から障スポ2025のボッチャ男子にペアで出た金田大輝さん(23)も金メダルを獲得した。

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