「純米大吟醸 酒まんじゅう空」あす発売/「お亀堂」と「関谷醸造」共同開発
2025/12/04

「純米大吟醸酒まんじゅう 空」
東三河の老舗和菓子屋「お亀堂」と奥三河の酒造メーカー関谷醸造は、純米大吟醸「蓬莱泉 空(くう)」を使った「純米大吟醸 酒まんじゅう空」を共同開発し、5日から発売する。創業75年のお亀堂と全国にファンを持つ関谷醸造が、地域の「本物」と「誇り」を追求し、「お酒を、食べる」をコンセプトに生み出した新商品だ。
この酒まんじゅうは、生地と餡の両方に蓬莱泉空と酒粕を惜しみなく使用した。日本酒の象徴的な香りを最大限に引き出すため、製造時の配合比率は合計20%という割合で酒と酒粕が練り込まれている。アルコール成分は加熱処理で飛ばし、香りとうま味、余韻を封じ込めた。餡は、芳香を逃さぬよう独自製法で仕上げた「酒餡(さけあん)」である。
価格は1580円(税込み)。お亀堂各直営店、豊橋駅キヨスク、道の駅で販売する。同商品には酒と酒粕が含まれ、アルコールは加熱処理済みだが、体質により微量に反応する場合があるため、子どもや妊娠中の人、アルコールに弱い人は注意が必要だ。