AI活用競争力強化など支援重点に

豊川商議所正副会頭定例会見/来年度事業方針を発表

2025/12/13

あいさつする小野会頭(豊川商工会議所で)

 豊川商工会議所は11日、同所で正副会頭定例会見を開き、来年度の事業方針を発表した。

 事業計画大綱案のトップには、妙厳寺(豊川稲荷)の「午年御開帳」を起爆剤とした観光・地域振興策の展開を挙げ、今後のまちづくりの飛躍的な機会とするための事業展開を行うことを示した。

 会議所活動のデジタル化の対応については、AI(人工知能)の活用による会員事業所の業務効率化、競争力強化等の支援を重点目標とし、デジタル化の利点が享受できる施策を進めるとした。

 小野喜明会頭は「新たな体制がスタートした。副会頭のうち3人が製造業出身ということから今後はもう少し、ものづくりのことを事業計画に盛り込み、それぞれの経験や知見を生かしていきたい。御開帳についてはどのような支援や広報ができるか考え、トライしたい」と述べた。

 4人の副会頭のうち石川則男氏、久野恒靖氏、寺部良洋氏が講話を行い、現在の製造業界の状況や、中小企業のデジタル化への対応や人材育成のための支援などについて話した。

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