理想の学校の姿を話し合う

豊橋市立中学校の2年生44人が参加/ワークショップで発表

2025/12/21

ディスカッションする中学生たち(豊橋市議会議場で)

 豊橋市立中学校の2年生44人による「豊橋の未来の学校の姿」をテーマにしたワークショップが20日、市議会議場で開かれた。

 ワークショップには、長坂尚登市長、原田憲一教育長と小原昌子議長も参加。生徒たちは、10月から全3回のワークショップでグループごとにまとめた「20年後の豊橋の子どもが通う理想の学校の姿」について発表し、全体でディスカッションした。

 長坂市長は、「提案がよく考えられ、皆の質問も端的で良かった。教育の本質を考えることは人間の本質を考えること。義務教育で何を伝えるべきなのか考えるうえで、非常に刺激を受けた」と総括。原田教育長は、「未来は変えられるし、夢は見ないと実現できない。準備を重ねて夢に向かっていってほしい」と話した。

 グループで「一人一人の考えに向き合える学校」を提案した中部中生徒会長の長坂幸政さんは、「学校を生徒中心のものに変えていきたいという思いで参加した。他校生の意見も聞けて良い経験になった」と感想を話した。

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