豊川商議所が「とよかわ創業塾」開講
2025/12/21

作成した創業計画書を発表し合う受講者ら(豊川商議所提供)
豊川商工会議所は、今年も9月から11月まで全7回にわたって「とよかわ創業塾」を開講し、20~70代の32人が申し込んだ。
とよかわ創業・起業支援ネットワークを組織する豊川市、旧宝飯郡4町の商工会、日本政策金融公庫、県信用保証協会、豊川信用金庫との協力で、創業に向けた基礎知識から事業計画書の作成に至るまで学習。中小企業診断士の松井督卓さんがメイン講師を務め、心構えや商品・サービスの提供、グループでのプレゼンテーションなどの内容で展開された。
市内でスイーツ店・querofune(クロフネ)を経営する種井宏樹さんは創業体験談を語り、東京の名店で修行を積み、一流ホテルでシェフパティシエを務めた経験を踏まえ、創業に至るまでの経緯や準備段階で考えたこと、苦労した点などを明かした。
参加者らは「創業に必要なさまざまな分野の基礎知識や、将来に向けた事業計画を立てることの重要性を知れた」「受講者同士の交流で勉強になった。さまざまな人と話すことで不安が解消された」などと話した。