安久美神戸神明社で巫女による干支の破魔矢づくり/豊橋
2025/12/30

破魔矢づくりをする巫女たち(安久美神戸神明社で)
迎春に向け豊橋市八町通の安久美(あくみ)神戸神明社(平石雅康宮司)で29日、巫女(みこ)4人による「干支(えと)の破魔矢づくり」が行われた。来年の干支である「午(うま)」の絵馬を、一つ一つ手作業で破魔矢に取り付けて仕上げた。
破魔矢は、元日午前0時から同神明社で販売される。価格は2000円で、250本限定。十二支の始まりの「子(ね)年」となった2020年の正月から毎年販売されている。
絵馬は、市内在住の日本画家の鈴木一正さんが描いた。原画は、神社境内にある額殿(がくでん)に展示される。
同神明社では、午の張子付きおみくじも元日午前0時から販売。500円で500個限定。また、1日から7日までは東照宮腰掛松願掛け神事が行われる。願掛符(300円)を受ければ誰でも参加できる。
平石宮司は「来年は六十干支で『丙午(ひのえうま)』の年で、火の力が重なる力の強い星回り。その力が平和な良い方向に向きますように」と話した。