「花祭」鬼が舞い納め

東栄町下粟代/雪降る山里に人々集う

2026/01/13

「茂吉鬼」の舞(11日夜、東栄町で)

 東栄町下粟代(しもあわしろ)地区の花祭が10~12日の3日間執り行われ、11日には鬼などが登場する一連の舞が奉納された。雪の降った山里に太鼓や笛の音が深夜まで鳴り渡り、「トホーへ、テーホヘッ」とはやす声で会場は熱気に包まれた。

湯ばやしの舞を子供が真剣に見つめていた(同)

「トホーへ、テーホヘッ」とはやす声/会場は熱気に包まれる

 北設楽郡の花祭は700年以上の歴史があるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている。現在は11月以降に14地区で開かれ、下粟代が締めくくりだ。

 11日は住民らが朝から交代で舞い続けた。見せ場の一つが終盤の「湯ばやし」で、釜からまかれる湯を浴びると健康に1年間過ごせると言われる。

 若者4人が手にした「湯たぶさ」を小気味よく鳴らしていたかと思うと、いきなり湯を振りまき始める。待ち構えていた子供も大人も、悲鳴に似た歓声を上げた。

 続いて茂吉鬼、獅子が現れ、午後10時半過ぎに舞は終了。町内外から集まった人たちは、厚みを増した雪に驚きながら家路に就いた。

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「茂吉鬼」の舞(11日夜、東栄町で)

湯ばやしの舞を子供が真剣に見つめていた(同)

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