東三河8市町村2026年度重点施策

①豊橋市/「生まれてよかった」―思ってもらえるまちづくりを

2026/01/20

 今月初旬に豊橋市内で開催された「東三河8市町村長を囲む新春懇談会」(東三河懇話会主催)は、「縮減社会を見据えた各自治体におけるまちづくりの将来像」をテーマに、地元関連の自治体トップらが顔をそろえ、地域の将来像を展望し、活発な意見を交わした。その新春懇談会の資料から、東三河8市町村それぞれの、2026年度の重点施策を順次紹介する。

 豊橋市は2026年に市制施行120周年という大きな節目を迎えます。これまで、先人のたゆまぬ努力と、市民の皆さま一人一人のまちへの愛着と協働によって、豊かな地域社会を築いてまいりました。心より感謝申し上げます。

 この素晴らしい豊橋を未来の子どもたちに引き継いでいけるよう、皆さまと連携しながら、暮らしを守り、そして地域経済の成長を支えてまいります。

 2026年度から、第6次豊橋市総合計画後期基本計画が始まります。皆さま一人一人が「暮らしやすさ」を感じ、より多くの皆
さまに「豊橋に生まれてよかった」「住み続けたい」「外に出てもまた戻ってきたい」と思ってもらえるまちづくりを進めてまいります。

 【2026年度重点施策】

 1・楽しい子ども時代を過ごせるまちづくり

 子どもの権利について市民の皆さまの理解を深めるとともに、条例策定に向けた取り組みを進め、すべての子どもが守られる環境づくりを進めます。
 学校や教室へ行きづらさを感じる子どもへの支援を強化するため、自分にあった学びの場を選択できる環境を整備します。また、こども未来館をリニューアルします。

 2・豊橋新城スマートインターチェンジ(IC、仮称)を生かした地域活性

 現在整備が進む「豊橋新城スマートIC(仮称)」を、北部地域をはじめ本市の活性につなげるよう、美しい景観など地域資源を生かした新たな広域交流拠点や企業進出の受け皿となる産業用地の整備などに取り組みます。

 3・三河港の振興

 国際的な自動車港湾「三河港」において、物流と防災・減災機能の強化、デジタル・トランスフォーメーション(DX)・脱炭素を念頭においた港湾整備が進められるよう関係機関と連携し、事業促進を図ります。そのため現港湾計画に掲げられている岸壁、ふ頭用地、工業用地や臨港道路の早期実現と次期港湾計画改訂の着実な推進をお願いしてまいります。

 4・広域幹線道路の整備促進および産業集積

 地域経済のさらなる発展のため、浜松湖西豊橋道路の早期事業化や国道23号名豊道路の暫定2車線区間の4車線化に向け、関係機関の皆さまと連携して整備促進に力を注いでまいります。また、将来を見据えた戦略的な土地利用によりさらなる産業集積を図るため、道路交通の利便性が高い地区を中心に、新たな産業拠点となる工業用地等の確保に取り組みます。

 5・豊橋技術科学大学と連携した半導体を核とした次世代産業振興

 豊橋技術科学大学と「半導体を核とした次世代産業振興のための連携・協力に関する覚書」を25年5月に締結しました。これに基づき地域企業による次世代半導体・センサ科学研究所(IRES2)の活用を促すなど、新事業の創出に取り組みます。

 6・スポーツ環境の充実

 市民のスポーツ環境充実や健康増進に資する施設、憩いの場や遊び場としての公園、防災活動の拠点として、市民の皆さまの声に耳を傾けながら多目的屋内施設および豊橋公園東側エリアの整備を進めます。そして本事業をまちのにぎわい創出、交流人口の拡大、地域経済の活性化につなげてまいります。また、豊橋総合スポーツ公園に防災の専門家からの意見などを踏まえ、安全性を高めた新たな野球場の整備を進めます。

 本年9月、10月に実施される「アジア競技大会・アジアパラ競技大会」では、本市にも競技会場が設けられます。同大会によるスポーツの振興や国際交流、地域の活性化につなげてまいります。

 7・広域連携の推進

 設楽ダムをはじめ、河川、港湾、道路など、東三河地域の持続的な発展のために重要な事業の推進に向けて、関係者の皆さまとともに国や県にお願いしてまいります。また、豊橋田原ごみ処理施設整備や上下水道の維持管理など、市境、県境を越えた連携による地域課題の解決に引き続き取り組みます。

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