ホース筒先190カ所で盗難

乾燥の冬、消火栓使用に支障/新城市

2026/01/25

格納箱には放水に必要なホースや筒先㊧が入っている(提供)

 新城市は23日、消火栓ホースの金属製筒先が鳳来・作手両地区(旧鳳来町・作手村)の計190カ所で盗まれていたと発表した。冬で空気が乾燥する時期だが、いざというとき住民や消防団による初期消火に支障が出る事態となっている。

 市防災対策課によると、両地区では消火栓近くにホースの格納箱が置かれ、住民が管理している。昨年12月10日、筒先がなくなったとの報告が鳳来地区から複数寄せられたため、市は各行政区に点検を求めた。

 その結果、筒先194本と接続パイプ1本が持ち去られていたことが判明。被害は両地区の計74区のうち43区に広がっていた。

 筒先は長さ60センチ前後で、近年はアルミ製が主流だが、以前からある真ちゅう製が主に狙われた。区長らは県警新城署に被害を申告したという。

 市は「住民に不利益が出ないよう、早く使えるようにする」(防災対策課)として、器具を一括購入する方針。必要な予算約215万円は予備費から確保する。

 悩ましいのは、格納箱が施錠できないことだ。近隣から応援に来た消防団などが使えるよう誰でも開けられるため、市は定期的に点検するよう各消防団に声をかけた。一括購入では、被害の少なかったアルミ製を調達する。

 ただ、消火栓ホースの筒先はこれまで全国で盗難が相次いでおり、早めに何らかの対策を打てなかったのかが悔やまれる。23日の説明によると、格納箱が何カ所あるのか、防災対策課は全体像を把握できていないという。

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