豊橋鬼祭
2026/02/12

攻防を繰り広げた赤鬼と天狗(安久美神戸神明社で)
国指定重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」の最大の呼び物「赤鬼と天狗(てんぐ)のからかい」が11日、豊橋市八町通3の安久美神戸(あくみかんべ)神明社であった。
「天下の奇祭」を一目見ようと大勢の参拝客が詰め掛けた境内では、荒ぶる神である赤鬼と武神の天狗が対峙。撞木(しゅもく)を手にした赤鬼が滑稽な動きで挑発すると、怒った天狗は薙刀(なぎなた)を構えてじりじりと歩み寄った。
次第に追い詰められた赤鬼は、ついに降参し逃げ去った。次の瞬間、若衆が一斉に白い粉をまき、辺りは一面真っ白になった。頭から粉をかぶった見物客たちは、一緒にまかれた厄除けのタンキリ飴(あめ)を、先を争うように拾っていた。