子どもらで天然記念物を植える

豊川/御油小児童が御油の松並木で植樹

2026/02/19

協力して苗木を植樹する子どもたち(御油の松並木で)

 豊川市立御油小学校の6年生85人が18日、校区内にある国の天然記念物「御油の松並木」にクロマツの苗木12本を植樹した。17年目を迎えた卒業記念行事で、子どもらの手で苗木が天然記念物に仲間入りした。

 松並木の保護活動を続ける御油松並木愛護会(天野保幸会長)や御油連区の約30人から指導を受け、班ごとに高さ1メートル50センチほどの苗木を植樹。根元に肥料を混ぜた土を盛り、水を注いで番号札を取り付けた。

 総合学習を兼ねた行事で2009年度から続いている。近年は種付けも体験し、今回も卒業生が植えた種から育った苗木を植えた。

 松並木は江戸時代に御油宿と赤坂宿をつなぐ道として整備され、一時は600本以上あった松は枯損や倒木で減ったが、今回の植樹で356本に増えた。

 川津花蓮(かれん)さん(12)は「この松が今後ここを通る人たちを見守ると思うと感慨深いです」と話していた。

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