蒲郡市が26年度当初予算案発表/健康づくりや教育環境整備など重点
2026/02/19

新年度の当初予算案を発表する鈴木寿明市長(蒲郡市役所で)
蒲郡市は18日、一般会計の総額が477億2800万円となる2026年度の当初予算案を発表した。大型事業が一段落したため、過去最大だった前年度当初を約17億円下回り、14年ぶりの減額となった。鈴木寿明市長は当初予算を「ウェルビーイングなまちづくりへのみらい共創予算」と名付けた。心身の健康を意味する「ウェルビーイング」をキーワードに、環境政策や健康づくり、教育環境の整備などに重点を置く編成とした。予算案は26日開会予定の市議会定例会に提案される。
新規事業では、竹島ふ頭に整備予定の港湾情報拠点施設の実施設計に着手する。全天候型の空間や商業、旅客ターミナルなどの機能を備えた港のシンボルとなる施設を計画し、事業費1億680万円を計上した。
さらに「歩きたくなるまちづくり」の一環で、蒲郡駅から竹島へ至る「マリンロード」沿いの堤防に絵を描く「堤防アート」に600万円を充てた。
教育関連では、小学校給食費を完全無償化する。食材費高騰を受け、新年度から1食50円値上げして320円となるが、国の支援分299円に市が独自に21円を上乗せする。事業費は約2億1260万円。
29年度末ごろ満杯になる見込みの一般廃棄物最終処分場(大塚町)については、一色町地内に新たな処分場を整備する。同年度中の供用開始を目指し、事業費約8億4245万円を盛り込んだ。
このほか、トライアスロンの国際大会「アイアンマンレース」の開催支援負担金200万円を計上。新年度に協議会を発足させ、東三河の企業を中心に招致を進める。鈴木市長は「世界に向けて健康づくりの街をPRしたい」と期待を寄せる。