県内2例目 三河港豊橋コンテナターミナル/さらなる脱炭素化へ意気込み
2026/03/11

インバータ制御方式のガントリークレーン(県提供)
愛知県が管理する三河港豊橋コンテナターミナル(豊橋市)は10日付で、脱炭素の取り組みを評価する国土交通省の「カーボンニュートラルポート(CNP)」で「レベル1+」に認証された。県内の認証は名古屋港鍋田ふ頭コンテナターミナルに次いで2例目。
CNPの認証制度は、脱炭素化の取り組みを促進するため国交省が創設した。脱炭素化に配慮した港湾を認証するもので、レベル1~5で評価する。
三河港では、2024年に港湾脱炭素化推進計画を作成。より少ない電力でコンテナを上げ下げできるインバータ制御方式のガントリークレーンが稼働するほか、ヤード照明のLED化を進めてきた。重油から二酸化炭素(CO2)の排出量が少ない液化天然ガス(LNG)に燃料を切り替えた船の入港費用を減免する仕組みも導入している。これらが評価されてCNPの認証を受けた。
16日に同省中部地方整備局(名古屋市)で認証書交付式が開かれる。
県によると、三河港豊橋コンテナターミナルは1998年に供用が開始された。日本の中央に位置する地理的優位性を生かし、韓国との定期航路を運航するなど世界各国の港湾とつながっている。
CNP認証について県港湾課の大宮雄一課長補佐は「CO2を少しでも削減し、国が目指すカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を進めていく上で、大変喜ばしい」と感想を話した。その上で「引き続き、さらなる脱炭素化を進めていきたい」と意気込みを語った。