60年の伝統を振り返る

長篠合戦のぼりまつり「これからも発展を」記録誌制作/新城

2026/03/14

記録誌を持参した原田会長㊧と下江市長(新城市役所で)

 新城市の「長篠合戦のぼりまつり」が昨年5月に第60回を迎えたことを記念して、同まつりの奉賛会が記録誌を制作した。原田隆行会長(69)は「地元の大事な祭りがどういう思いで続けられてきたか確認し、これからも発展させていきたい」と話している。

 祭りは1575年の合戦で亡くなった将兵を弔うとともに、観光を盛り上げようと1966年から続く。武将らの家紋が入った奉納のぼりが立ち並び、今では定番となった火縄銃の演武も翌67年に始まった。

 記録誌では、過去の行事を豊富な写真や鳳来中学校生徒によるイラストとともに紹介。火縄銃をめぐる裏話、城内にあった稲荷と「おとら狐」の伝説なども盛り込んだ。

 A4判18ページで、地元の鳳来中部小学区の約1000戸など関係者に配布する。地域自治区の事業として市の予算を活用した。

 原田会長は13日、市役所を訪ねて完成を報告。下江洋行市長は「イラストなどで分かりやすくできていて、しっかり見てもらえる」と喜んだ。

 ■今年も5月5日

 長篠合戦のぼりまつりは今年も5月5日に開催される。鉄砲隊と武将、姫が練り歩く合戦行列で幕を開け、長篠城跡で火縄銃演武や陣太鼓が披露される。

 NHK大河ドラマにあやかった「羽柴秀吉なりきりコンテスト」、来場者全員が参加できる○×クイズなどが、新たに実施される。

第60回となった昨年5月ののぼりまつり(新城市長篠で)

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