三河市民オペラ再始動

2028年公演が決定/制作委 名古屋音大と連携協定

2026/03/19

連携協力の協定書を掲げる三河市民オペラの鈴木委員長(前列右)と名古屋音楽大の清水学長(同左)

 アマチュアの一般市民が出演し、制作も担う「三河市民オペラ」が再び動き出す。2028年の公演に向け、運営を手掛ける制作委員会は18日、名古屋音楽大学(名古屋市中村区)と連携協定を結んだ。

 第6回目の公演として28年5月6、7両日、豊橋市草間町のアイプラザ豊橋で運命に翻弄(ほんろう)される男女を描くオペラ「ランメルモールのルチア」を上演する。来年3月の公開オーディションで選ばれるソリストや公募市民らによる合唱団、プロのオーケストラが参加予定だ。

 制作委の鈴木伊能勢(いのせ)委員長(80)は「胸が熱くなる、涙を流す瞬間を提供できればうれしい」と意気込みを語った。制作委には地元の企業経営者ら21人が名を連ねている。

 三河市民オペラは、豊橋市制施行100周年記念事業だった06年の「魔笛」を皮切りに「カルメン」や「アンドレア・シェニエ」などこれまでに計5回のオペラ公演を行ってきた。再始動にあたり、17年の「イル・トロヴァトーレ」に出演した名古屋音大の森雅史教授に相談し、制作過程を教育につなげることで賛同を得たという。

 協定調印式では、鈴木委員長と名古屋音大の清水皇樹学長が協定書を交わした。清水学長は「学生たちの学びの充実と、地域社会への貢献を担うことがあれば貴重な機会であり、感謝している」と述べた。

 両者で詳しい協力内容を今後詰める。学生が合唱に加わったり、オペラ制作の現場を実際に見たりすることなどを想定している。

 2年後の本公演に向けたキックオフとの位置づけで、今年6月12日に豊橋駅南の穂の国とよはし芸術劇場プラットでテノール歌手の笛田博昭さんとピアニストの河原忠之さんを招いてリサイタルを開く。3月28日からプラットチケットセンターなどでチケット(6000円)を販売する。

 制作委はその後も継続的にコンサートなどを開催し、公演本番までの機運を高めていきたい考えだ。

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