ジブリパーク経済効果710億円

当初試算の1.5倍 女性客7割超に/目立つ広域からの集客力/愛知のイメージ向上 再訪意向も

2026/03/20

愛・地球博記念公園の来場者数(単位=万人)

 長久手市の愛・地球博記念公園内にある「ジブリパーク」の全5エリア開園後初となる通期営業の結果を受け、愛知県は、来園者の属性や消費動向に関する調査結果を発表した。2024年度の経済波及効果は年間約710億円に上るとの試算を公表。当初予想の約1・5倍に達した。

 2024年度の同公園来場者数は294万人で、新型コロナウイルス感染症流行前の19年度142万人の約2倍に達した。経済効果が予想以上に膨らんだ要因は、来園者の消費単価の増加。宿泊を伴う県外客の1人当たり消費額は約5万8000円に達し、特にジブリパーク外での飲食店や土産物店などの利用が大きく寄与した。

 来園者の属性では、国内客の71・5%が女性で、その約半数を20〜30代が占めた。滞在時間は5時間以上の長時間層が46・2%に及び、主要なテーマパークと肩を並べる集客施設へと成長した。

 広域からの集客力も際立つ。国内客の8割超がパークを主目的に来県しており、県外居住者の64・5%が県内に宿泊した。訪日客も「非アジア圏」からの来訪が4割を超え、国際的な観光地としての地位を確立しつつある。

 県によると、来園後の愛知県に対するイメージも向上しており、県外客の9割が再訪を希望しているという。パークの整備主体である同県は、今回の結果を今後の観光施策に生かす考えだ。

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