豊川稲荷72年ぶりの午年開帳で豊川市/県が整備 新規工業団地でも税収増期待
2026/03/23

今年の正月も豊川稲荷門前は大勢の初詣客でにぎわった
豊川市では11月、豊川稲荷で72年ぶりの午(うま)年開帳が行われる。大勢の参拝客が予想され、市は約49億円の観光消費額を見込む。県が整備を計画する新規工業団地でも税収増が期待できる。
会期中の定例市議会で加藤典子氏(とよかわ未来)の代表質問に対し、市は1954年の午年開帳における記録を参考に、今秋は約100万人が参拝に訪れると想定。市観光振興推進計画にある市内での日帰り観光平均消費額4922円を使用した場合、観光消費額は約49億円になると試算し「多くの参拝客が門前の商店街をはじめとした市内店舗を使用することで、地域経済の活性化に直接つながる」と期待する。
また、物価高対策で市民1人あたり3000円を付与する「とよかわ元気電子応援券」は全市民の約8割が申し込むと想定して約4億3800万円、プレミアム率40%で13万セットを販売するプレミアム付電子商品券は約9億1000万円の消費を見込む。
白鳥地区では2029年度までに工業団地が整備される計画だが、市は整備にかかる経費や進出企業への補助金などで1億9400万円の支出がある一方で、1㌶あたり年間約500万円の固定資産税収入がある大木地区の工業団地を参考にした場合、白鳥地区では10年間で約5億円の税収を見込んでいる。為当地区の計画では白鳥を上回る開発面積を想定しており、さらなる税収が期待される。