桜の下市制110周年時代絵巻で彩る/岡崎春の風物詩「家康公行列」/東海オンエアのリーダー・てつやさんらに大声援
2026/04/21

沿道の声援に応えるてつやさん(岡崎市内で)
岡崎市の春の風物詩「家康公行列」が5日、同市内で開かれた。今年は市制110周年記念事業として行われ、桜の花が残る中で勇壮な時代絵巻が繰り広げられた。主役(徳川家康)を務めた岡崎観光伝道師で6人組ユーチューバー・東海オンエアのリーダー・てつやさん(32)らには沿道から大きな声援が送られた。
大樹寺(同市鴨田町)での出陣式後、総勢約700人が「能見通二丁目」交差点を出発し、ゴールの乙川河川敷までの約1・5キロを練り歩いた。
この日、岡崎警察署の一日警察署長を務めたAKB48元メンバーでタレントの峯岸みなみさん(33)がオープンカーに乗って登場すると歓声が沸き起こった。また、市制110周年を記念して12月26日に市民会館で開かれる「岡崎市民歌舞伎」の出演者がPRしたほか、例年はオープンカーで登場する親善都市やゆかりのまちなどの来賓は装飾車に乗って進んだ。
最後尾のてつやさんは、家康が若い頃に着用していた金色の甲冑(かっちゅう)「金陀美具足(きんだみぐそく)」姿にグループのメンバーカラー・だいだい色の陣羽織を羽織って、馬上から沿道の声援に応えた。
河川敷に到着後、てつやさんは同じく岡崎観光伝道師で同市出身のフリーアナウンサー・青木源太さん(42)とトークショーを繰り広げた。市外からの観客が多い中、出身中学校(青木さんは葵中、てつやさんは矢作北中)の話をするなどした上で、岡崎の魅力を「程よいところ」と答えた。
てつやさんの妻・峯岸さんは、行列のスタート前に乙川河川敷の特設ステージで加藤武嗣岡崎警察署長から一日警察署長の委嘱状を受け取った。特殊詐欺やSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺に関することを学んだ後、クイズにも挑戦した。
男女共学化に伴い、岡崎女子大学・岡崎女子短期大学から名称変更した岡崎大学・岡崎短期大学(岡崎市中町)で2日、入学式が行われた。男子学生が仲間入りし、新たな歴史の1ページが刻まれた。
岡崎大教育学部には編入学1人を含む87人、岡崎短大は幼児教育学科第一部(2年課程)に45人、第三部(3年課程)に85人が入学した。男子学生は岡崎大18人、短大第一部1人、第三部2人。
春日規克学長は「皆さんは岡崎大学、岡崎短期大学の1期生として歩みを始める。一生懸命取り組んで夢中になるものをつくり、多くの問いに立ち向かって答えを出し、自らの道を切り開いていってほしい。また、誠実に向き合い、心通わせるつながりを大切にしてほしい。本学での出会いが将来の大きな支えとなることを期待している」などと式辞を述べた。
入学生を代表して岡崎大の竹内大翔(おおが)さん(18)=県立豊田東高校出身=が「新しい生活への戸惑い以上の喜びと、大学生活の期待に満ち溢れている。幅広い知識や技能を身につけ、それぞれの夢に向かって周囲の人々と共生しながら自ら新しいことに挑戦していく。なりたい自分になるために努力を惜しまず、日々精進する」と誓った。
入学式前日の1日には正門看板の除幕式があり、春日学長や学生、両校を運営する学校法人清光学園の林陽子理事長らが参加して、船出を祝った。
同学園は、1965(昭和40)年に保育者の養成などを目的に岡崎女子短大を開学。2013(平成25)年には幼児教育の多様化などに対応すべく4年制大学の岡崎女子大を開学した。岡崎大では従来の保育士資格や幼稚園教諭免許、小学校教諭免許の取得に加え、中学校・高校教諭(保健体育)の免許取得ができる課程を開設した。