「一美展」最後の展覧会

豊川市桜ヶ丘ミュージアムで26日まで/絵画愛好家ら風景や静物画など展示

2026/04/23

力作が並ぶ会場(桜ヶ丘ミュージアムで)

 豊川市の絵画愛好家らによる作品展「一美展」が26日まで、市桜ヶ丘ミュージアムで開かれている。

 同会は、同市立一宮中学校の美術講師だった宮城照巳さん(98)が旧一宮町文化協会発足時に参加者らに呼びかけて誕生した。50年にわたって毎年展示会を続け、今回50回目の節目を迎えた。

 宮城さんをはじめ、計10人が、風景や静物画、心象や抽象画など合わせて30点を展示している。

 東京の二科展などで入選経験のある荒木敏雄さん(86)は、これまでの作品から「イメージ漁具置場」と、豊川海軍工廠の悲劇を満開の桜で表現した「黄泉の国から」の油彩画を出品した。

 吉倉章雄さん(75)は「スポイトを使って絵の具をぶつけるようにして絵を創った」という水彩画「卓上」を出品し、水彩画の可能性を示した。

 設立時のメンバーの一人、村松邦一さん(84)は「自分は主に船や海を描いてきたが、50年間続けてきてよかった」と振り返り、「みんなでそろって展示会をやるのはこれが最後だが、絵は描き続けていく。絵の世界は深い」と話した。

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