民鉄協がセントレアなどで動画放映
2026/04/26

啓発動画の一部(提供)
全国の私鉄各社が加盟する日本民営鉄道協会(東京)は、訪日外国人観光客(インバウンド)を対象とした鉄道利用マナーの啓発動画を、中部国際空港(セントレア)など主要空港や列車内で放映している。増加する訪日客と日本人利用者が互いに快適に鉄道を利用できる環境を整え、持続可能な観光振興とリピーターの確保につなげる狙いがある。
動画は、全編英語で、実写やアニメーションで構成。スムーズな乗降時のルールや、車内での大きな荷物の取り扱い、会話の声量への配慮など、基本的なマナーを紹介している。
放映場所はセントレア内のビジョンのほか、成田国際空港、羽田空港のターミナル、JR東日本の車内。加盟社以外への展開もしていく考えだ。
取り組みの背景には、新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及したことなどの行動変容が影響する。コロナ禍以降、国内の通勤・通学需要が完全には戻りきらないという厳しい状況が続き、回復が著しいインバウンドは鉄道各社の経営を支える重要な柱となっている。同会は、さらなるインバウンド受け入れに向けて、環境整備を図りたいとしている。