期間外の導水は41年ぶり/5月5日まで水不足の豊川水系へ
2026/04/26

佐久間ダムからの緊急導水の様子(水資源機構豊川用水総合管理所提供)
天竜川水系の佐久間ダムから豊川(とよがわ)水系の豊川用水への緊急導水が25日、開始された。通常の時期以外の導水は41年ぶり。
独立行政法人水資源機構によると、これから田植えが始まるなど農業での水需要の高まりに対応するため。3月下旬から雨が降ったことで東三河に水を供給する豊川用水全体の貯水率は約6割に回復したものの、平年のこの時期に8割を超えているのに比べ、依然として少ないという。
緊急導水の実施期間は5月5日まで。最大で毎秒4・2立方メートルを豊川水系に流す。雨などで必要水量が確保できる場合には導水を一時停止するという。
本来は5月6日からとされている佐久間ダムからの導水が、期間外に行われるのは1985年以来。
今回の緊急導水は、3月27日に開かれた豊川緊急渇水調整協議会で決定した。