「おでんしゃ」5万人を達成

運行19年目、特別便で乗客もてなす/豊橋

2026/05/03

記念セレモニーの様子(豊橋駅で)

 豊橋鉄道は1日、豊橋駅前停留場で路面電車「おでんしゃ」の累計利用者5万人の達成を記念したセレモニーを開いた。2007年から運行を始め、冬の風物詩として人気を得てきた。この日は「特別便」を運行して乗客をもてなした。

 5万人目の乗客となったのは、埼玉県川越市の会社員、山形聡さん(53)。鉄道ファンで今年1月からおでんしゃを利用し、この日は4回目の乗車だった。「記念すべき乗客になれると思っていなかったので驚いた」と感想を語った。

 1月と2月は1人で利用。相席した初対面の人たちとの会話を楽しんで打ち解け、豊橋の町並みを眺めながら心を満たしてきた。

 この日は兄の康雄さん(63)を伴って電車に乗り込んだ。「夏のビール電車も楽しみ。これからも路面電車を利用したい」と話した。

 「おでんしゃ」は「走る屋台」として2007年から運行。車内で熱々のおでんを味わいながら、お酒もたしなむことができる。運転士として同社の「レジェンド」である今泉隆優さんがレバーを握って「市電」の魅力を周知。車内サービスも充実させている。

 2012年度に利用者1万人を達成。19年度には4万人に達していた。近年は県外からの利用者が多く、予約を取るのが難しい人気列車となっている。

 同社は今月6日まで列車に「5万人達成ヘッドマーク」をあしらって運行する。この日の特別便では、ごま団子やゴボウ、五穀米など「5」万人にちなんだ特別メニューを提供。

 金箔(きんぱく)入りのカップ酒や、協賛企業提供の記念グッズも乗客に贈って感謝の意を示した。

 セレモニーで、同社の坂野慎取締役鉄道部長が記念品を山形さんに手渡した。「5月最初の日に5万人の達成は語呂合わせのような縁を感じる。長きにわたってご愛顧いただき感謝している」とあいさつした。

「特別便」として駅を出発した路面電車(豊橋駅で)

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「特別便」として駅を出発した路面電車(豊橋駅で)

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