豊川市総合保健センター誕生〈上〉
2026/07/22

こども家庭センターにある遊び場㊧と赤ちゃんの駅(豊川市総合保健センターで)
豊川市民の健康づくりを総合的に支援する豊川市総合保健センターが白鳥町に完成し、27日から供用を始める。母子に寄り添う新たな拠点や強化された医療体制などを3回にわたり紹介する。
「日本一子育てしやすい町」を掲げる竹本幸夫市長が太鼓判を押すのが「こども家庭センター」。妊娠期から子育て期、18歳以下の子どもとその家庭の相談支援の窓口として、母子保健課とこども家庭課で構成される。妊娠、産後、子育て、発達、DV、ヤングケアなど、さまざまな事案に専門的知識を持ったスタッフが対応する。相談内容によって関係機関と連携し、切れ目のない支援を行う。
受付には市民が子どもを連れて相談しやすいよう、県産の木材を使った長いすやクッションマットが敷かれた遊び場、市内の景色や名所がコラージュ風に描かれた壁画「みんなの豊川」がある。個室の相談室は5部屋を備え、絵本に登場しそうなかわいいデザインの建物の「赤ちゃんの駅」にはおむつ替えや授乳スペースもある。
主に乳幼児健診の会場となる健診ホールは、子どもを寝転がせて観察できるようにマットが敷かれ、安全性を考えて自動ドアのスイッチは子どもが届かないところに配置。市内の紅葉の名所「大和の大いちょう」を模した身長の測定スペースも備え付けている。
また、萩山町から移転する保健センター機能として多目的室や研修室もある。多目的室にはキッチンや大型の鏡を完備。高齢者向けの体操教室など、市民参加型の講座の会場となる。