牧野湊士が初回に先制打/高師Sを優勝へ導いた成宮浄念/西優菜が大一番で活躍
2026/07/27

西優菜が全力疾走で優勝に貢献した
東海日日新聞社主催の第79回豊橋少年軟式野球選手権大会(東日旗)は6月13日に開幕し、7月25日の決勝まで1カ月以上にわたる長丁場の熱戦が繰り広げられ、高師スカイラークスが5年ぶり6回目の優勝を飾った。花田スラッガーズとの決勝は、両チームが激しく火花を散らし、たくさんの名場面で彩られた。
◆牧野湊士
初回、高師Sは牧野湊士の三塁打で先制点を奪った。1死一塁で、牧野が放った鋭い打球は右中間を深々と破り、一塁走者の成宮浄念が長躯生還。真夏の激しい頂上決戦の幕開けを告げる記念すべき先制打となった。
◆成宮浄念
6月中旬に始まった1回戦から7月下旬の決勝まで、酷暑の中で激烈な戦いを勝ち上がってきた選手たち。連戦の疲労を抱えながら、チーム一丸で紫紺の優勝旗を目指し、最後まで全力で勝利を目指した。成宮浄念は投打の柱として高師Sを優勝へと導いた。
◆西優菜
大一番の決勝で先発出場した唯一の女子選手。高師S打線の中軸を任され、右前打で貴重な追加点を挙げた。男子顔負けの全力疾走は仲間を鼓舞し、勝利の原動力となった。西優菜の活躍がなければ高師Sの優勝はなかったかもしれない。
◆牧野壮佑
5点を追う4回表の攻撃。花田Sは牧野壮佑が左翼席へ豪快な一発を放った。劣勢の中で辛抱強く好機を待ち、フルカウントからファウルで粘った後の強烈な2ラン。笑顔でベースを一周して仲間とハイタッチ。起死回生の追撃弾で反撃の狼煙(のろし)が上がった。
◆峰松孝行
今大会を堅守で勝ち上がった花田Sを象徴する場面。相手の強打者が打ち上げたファウルを、捕手の峰松孝行が瞬時に追いかけて果敢にダイビングキャッチ。フェンスまで数㌢だったが、左腕をめいっぱい伸ばし倒れ込みながらボールをがっちりつかみ取るファインプレーだった。
◆斎藤圭杜
序盤で失点を喫した花田Sは、斎藤圭杜がマウンドに上がった。苦しい展開で難しい場面での登板となったが、力強く投げ下ろす速球は見応えがあった。落ち着いた投球で相手打線を抑え、黙々と自分の仕事を真摯(しんし)に全うする姿は、敢闘賞に輝く活躍だった。